財務戦略
本投資法人は、健全性を重視した財務運営とLTVコントロール及び、効率的なキャッシュマネジメントを目指します。
健全性を重視した財務運営とLTVコントロール
本投資法人は、中長期に安定した収益の確保と運用資産の規模の着実な成長及び運用の安定性を考慮し、機動的かつ健全性を重視した財務戦略を実行していきます。
デット・ファイナンス | 長期・短期の借入期間及び固定・変動の金利形態等のバランス、返済期限の分散等にも十分配慮して借入れを行うものとします。また、今後、市況等を見据えつつ、投資法人債の発行による資金調達手法の多様化を検討します。 |
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LTV水準 | 借入金による機動的な物件取得を可能にするための一定の取得余力を確保するため、LTVについては保守的な水準で運営することを基本方針とし、40~50%を目途として運用します。 |
キャッシュマネジメント:減価償却費の活用方針
一般的に物流施設は他アセットと比較して建物割合が高く減価償却費が大きい一方、設備割合が低く資本的支出が限定的であるという特性を踏まえ、本投資法人は安定的な分配金水準を確保する観点から一定のルールのもと利益超過分配を実施し、投資主価値の最大化に努めます。
減価償却費の30%相当額を利益超過分配金額の目途とし、原則として毎期継続的に実施