人財育成
多様な⼈財の活躍
三菱地所グループでは、従業員は企業にとっての重要な経営資源であるとの認識のもと、「⼈材」ではなく「⼈財」と捉えています。当社は、不動産ファンドの⾼度な運⽤を実現するとともに、新たな価値を創出するために多様な⼈財の確保が⽋かせないと考え、スキル採⽤・ポテンシャル採⽤で幅広く人財を募っています。また従業員⼀⼈ひとりの能⼒を最⼤限に引き出すため、研修実施、従業員満⾜度の把握やキャリアプラン等を確認する機会を設け、活躍の場の提供に繋げています。
適切な評価
当社は、従業員の組織貢献と能⼒・キャリア開発を促進するため、全従業員を対象に「⽬標管理制度(MBO)」を導⼊しています。期初に⼈事考課者との⾯談を通じて1年間の⽬標を定め、期中及び期末に達成状況の確認と評価のフィードバックを⽬的とした⾯談を実施しています。
人財育成
当社は、従業員の成⻑が持続的な成⻑に不可⽋との考えから、⼀定の経験・スキルを備えた⼈材のみでなく、経験年数が⽐較的浅い20歳代から30歳代前半の⼈材を積極的に採⽤し、幅広い専⾨性やスキルを備えられるよう、⼈材の育成を⾏っています。
■ 人材育成関連データ
2021 | 2022 | 2023 | |
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従業員1人あたり研修時間 | 34.1時間 | 25.1時間 | 28.1時間 |
従業員1人あたり研修費用 | 21,285円 | 47,739円 |
■ 研修事例
<全社共通研修>
・⾦融商品取引業者の内部管理態勢研修
・ハラスメント防止研修
・インサイダー取引防止研修
・不正・不祥事防止研修
・情報管理・サイバーセキュリティ研修
・サステナビリティ研修
・人権・D&I(ダイバーシティ・インクルージョン)研修
・内部監査研修
<階層別研修>
・新入社員研修
・新任マネージャー研修/既任マネージャー研修
・世代別キャリア開発研修
・マーケットリスク(不動産投資・賃貸市況等)研修
<専門知識・ビジネススキル向上研修>
・PCスキルアップ研修
・ビジネス英会話研修
・外部ビジネススクールへの派遣
・e-ラーニングの受講
専⾨資格関連費⽤、各種セミナー等への参加費⽤の補助
当社は上記研修以外にも⾃律的な専⾨資格の取得や専⾨知識の獲得を奨励しており、不動産証券化協会認定マスター・ビル経営管理⼠・宅地建物取引⼠・不動産コンサルティングマスター・不動産鑑定⼠については学習・受検・資格維持等にかかる費⽤の⼀部を資格取得を希望する全正社員に補助しています。
人材育成・資格の取得状況については、以下をご覧ください。
https://www.mecinvest.com/sustainability/employee.html
外部人材の受入れ
本資産運用会社では、定期的に新卒採⽤を⾏っているスポンサーである三菱地所株式会社から就業10年未満の若⼿⼈材の出向を継続して受け⼊れています。若⼿からベテランまで多様な⼈材のバランスを考慮することで、不動産アセットマネジメントに関する専⾨的知⾒やスキルの共有・継承を促進し、組織全体の持続性の向上を図っています。
本資産運用会社が受け⼊れている新卒社員も含めたスポンサーからの出向者は、出向元(スポンサー)にて、体系的な階層別⼈材育成プログラムの対象となっており、⾼度な専⾨的教育の機会が設けられています。また、これらのプログラムの⼀部は、出向者以外の本資産運用会社従業員も利⽤可能であり、本資産運用会社では全ての従業員に対してその積極的な活⽤を奨励しています。
プログラムの詳細については詳しくは以下のURLをご参照ください。
<三菱地所HP>
https://mec.disclosure.site/j/sustainability/activities/social/human-resource/
更に三菱地所グループ各社より不動産投資、不動産運用の経験・ノウハウを持つ優秀な人材を出向者として受け入れております。また各種法制度や不動産のバリュエーションにおいて高い専門性を有する弁護士・不動産鑑定士の出向も受け入れており、このような外部人材も十分に活用しながら、運用パフォーマンスの最大化を目指しています。